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Waalegh Campsite 【Bibbulmun Track】

Bibbulmun Track のPerth 側から数えて4つめのキャンプサイト、Waalegh

2023年4月に、よく利用する Helena から少し足を伸ばして行ってみることにしました。

気軽に行くことはできない場所にある Waalegh ですが、今回利用してみて、また行きたいキャンプサイトのひとつになりました。

Waalegh Campsite について

Waalegh は、Bibbulmun Track を歩くハイカーであれば誰でも利用することができる、無料のキャンプサイトです。

Waalegh Campsite 自体は眺望も素晴らしく、頑張って行くだけの価値はあると思いますが、たどり着くまでがなかなかしんどい!

歩く距離が長いので、個人的には夏場など暑い時期は避けたいところです。

Information基本情報

先述の通り、Bibbulmun Track Northern Terminus から、Hewett:s HillBall CreekHelena と通過した先の4つめのキャンプサイトになります。

グループ利用の場合を除いて、予約や事前の届け出などは必要ありません。

Bibbulmun Track に配置されたキャンプサイトのひとつであり、当然ながらアクセス方法は徒歩のみ。

公共交通機関や車などのアクセスポイントからはかなり距離があり、一泊で往復するのはしんどいため、慎重に計画を立てて向かう必要があります。

また、電気などの設備は一切ないので、ヘッドランプやポータブルチャージャーなどは必須です。

Facilities設備

Waalegh の設備については、ハイカー専用のため駐車場なし、キッチンエリアなしなど、他の Bibbulmun Track のキャンプサイト同様です。

項目ごとに詳しく確認していきましょう。

Accommodation宿泊設備

シェルターがひとつと、複数のテントサイトがあります。

テントがない場合はシェルター内で寝泊まりすることも可能ですが、混む時期は注意が必要です。

今回私たちは4月のイースターホリデー中に Waalegh を利用しましたが、シェルターを利用している人はかなり多く、スペースの確保が難しい場合もありそうです。

テントサイトは、森の中というよりはそれぞれ開けた場所にあり、ひとつひとつが結構広めでした。

私たちがテントを張ったサイトは地面のコンディションも良好で、ペグも打ちやすかったです。

Toilet and Showerトイレ&シャワー

Bibbulmun Track の他のキャンプサイト同様、シャワーはありません。

トイレはひとつ。

シェルターやテントサイトからは少し離れた距離にあり、5分ほど歩きました。

ただ、トイレのサインは出ているので、迷うことはないと思います。

トイレットペーパーは持参するようにしましょう。

Water

貯水タンクがシェルターのサイドにそれぞれひとつずつ、合計ふたつあります。

飲み水や料理に使う場合は、一度沸騰させるか、フィルターを使って浄水する必要があります。

限りのある貴重な水なので、特に夏場は必要な分だけ利用し、無駄遣いは控えましょう。

Garbageごみ

ゴミ箱などは当然ありません。

出したごみは必ず持ち帰る必要があります。

Fire Pit焚き火台

シェルターの前に共用の焚き火台がひとつあります。

12月~3月もしくは4月の間を除き、設置されている焚き火台でのみキャンプファイヤーを楽しむことができます。

ただし、禁止期間は延長される可能性があり、また禁止期間以外でも、Total Fire Ban などの規制が出ることがあるので、注意が必要です。

常に最新の情報をチェックしておくことが大切です。

Access to Waalegh Campsite Waalegh Campsite へのアクセス方法

Waalegh へは車やバイクなどの乗り入れはできないので、アクセス方法は徒歩のみです。

公共交通機関や車で乗り入れ可能なポイントから、少なくとも20m以上は歩く必要があります。

Perth Hills Discovery Center to Waalegh

車があるなら、このアクセス方法が一番おすすめです。

これまで、Ball Creek や Helena で出会った方たちも、Perth Hills Discovery Center まで車で来た、という方がたくさんいました。

ただ、それでも片道20㎞以上は歩くことになり、またHelena ~ Waalegh 間はかなりタフなコースであることから、二泊以上での計画がおすすめです。

Mundaring to Waalegh

私たちが Bibbulmun Track を歩く際にいつも利用するルートです。

Perth から Mundaring までは電車とバスを乗り継いで、待ち時間も入れてだいたい1時間45分ほど。

Mundaring から Kep Track を経由して Ball Creek に入り、そこからは Bibbulmun Track に合流して Waalegh を目指します。

今回は、Helena に一泊してから Waalegh へ。

Waalegh でも一泊し、3日目は Ball Creek で一泊して、Mundaring を経由して帰るという、三泊四日の行程にしました。

Kalamunda to Waalegh

Bibbulmun Track を最初から歩きたい!というのであれば、このコースです。

Kalamunda の Bibbulmun Track Northern Terminus へは、Perth からバスを利用して行くことができます。

Kalamunda から Waalegh まで片道40㎞以上を歩くことになるので、途中のキャンプサイトで一泊か二泊して向かうことになります。

途中泊れるキャンプサイト

  • Hewett’s Hill
  • Perth Hills Discovery Center
  • Ball Creek
  • Helena

往復するとなるとかなりの距離になるので、余裕を持ったスケジュールを組む必要があります。

Galleriesギャラリー

ホリデー期間ということもあり、家族連れやカップル、ソロハイカーの方など、たくさんの方が利用していました。

シェルター前のピクニックテーブルで食事をしながら、みんなでキャンプファイヤーを囲み、楽しい夜を過ごしました。

眺望スポットにはベンチが設置してあるので、景色を見ながらゆっくりすることもできます。

この日は曇りだったので、夕日や星空はお預けとなりましたが、また次回に期待!

Overviewまとめ

Waalegh へは車でのアクセス不可、また長距離ハイクになるため、それなりの装備が必要になります。

また、Helena ~ Waalegh 間は、谷まで下って登りを繰り返す、かなりタフなコースです。

そのため、ある程度ハイキングや登山に慣れていないと、厳しいのではないかと思います。

ただ、Waalegh からの景色は素晴らしく、到着したときの達成感も何物にも代えがたいものがあります。

コース的に夏場は行くのは避けたいですが、涼しい時期になったらまた必ず行きたいキャンプサイトです。

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